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お金の話。
入院中になんともしっくりこなかった先生の一言は「ゆっくりできるのは今しかないんだからのんびりね」という毎日の回診でかけられる言葉でした。もちろん赤ちゃんが最上級に大切なことはよくわかっていましたが、仕事をする身にはなんとも辛くて。退院して復帰できる日も未定、職場にかけている迷惑のことを考えるとのほほんとはしてられないんですよね。勿論妊娠しても直前までバリバリ働くわーという考えも見事に打ち砕かれました。初期にこれだけ休んだ挙げ句、早産の可能性を考えると年始に復帰しても予定日の2ヶ月前の4月中旬で退職するのが妥当なところ。双子だと思うとただでさえ経済的にあせるのですが初期の入院費(+不妊治療費)もばかにならないし頭イタイ。
てなところで、役立ったもの。まずは市町村から支給される「不妊治療助成金」。なんと私は狙ったわけではなく、この制度が住んでる市で採用されることになった初年度の申請となりました。1年につき10万が最長2年支給されます。(内容は体外・顕微鏡受精に限りますが。)それから生命保険。実は体外受精を心に決めた実施1ヶ月前に加入しました。(詐欺かビミョーなとこ?)いや、まさかすぐ妊娠できるとは思ってなかったんだけどこれが本当にお役立ち。女性特約もつけていたので正常な分娩以外(切迫流産とか子宮頚管縫縮手術、のちの帝王切開も)は対象なんですよねー。不妊治療している方にはぜひおすすめしたい。ただし加入の際に申告する不妊治療をどうとらえられるかが多少問題ですね。でも実際には妊娠成立後の経過と不妊治療の因果関係はないはずだし、そこで何か言われようものなら張り切って反論しちゃいますけど。ただ、先生が不妊治療で妊娠した妊婦さんには気分的に慎重になって万全の方法をとるために入院なんかが増えることはありうることですのでその時のために。
ま、お金の苦労はきっと今後も尽きませんがやっぱり何にもかえられない宝はグリグラです。テレビで大家族の番組なんかを見てると結局なんとかやっていけるような気がしたりして。