はたらく母として

ミクシ(ワーキングマザーのコミュは読んでるだけですごく救われます)にも書いたのですが、職場の使えない君のお話。入社して2年が経とうとしているのに新人以下。仕事を「やってる」んじゃなくて上司に言われるから「やらされてる」という意識なんですよね。考えないから全て付け焼刃。相変わらずな彼に日々腹立たしく思う私と先輩(39歳1児の母)、ついに堪忍袋の緒が切れたいつも優しい先輩が激しい口調で注意しました。その後に「キミといい仕事をやってきたいの。もっとひとつひとつの仕事の意味を考えて努力してみようよ。付け焼刃の連続じゃ意味ないよ。」とフォローしたにもかかわらず理解していない様子。とりあえず単純に迷惑かけられたから怒られてるんだと思ったプライド(だけは)高い彼は、帰り際に「ご迷惑おかけしました。次回からは〜を徹底するようにします。」とお詫びのメモを残すことで格好つけておさめたつもりみたいですが・・・お前の仕事に対する根本的姿勢を指摘されとんじゃ!
結局のところ悪気があってのことではない、理解する・こなす能力が決定的に足りないかわいそうな子なんだと先輩と結論付けたわけなんですけど、どうして私たちだけが必死に怒ってんの?という話に。他の人に聞くととっくに匙を投げたそうで期待しないからもう腹も立たない、言うだけ無駄と割り切っているそう。どうして私たちだけは割り切れないの?というわけで最終結論。それは“母”だから、なんですよ!いつかわかる日がくる、その期待を捨てきれない。それを捨ててしまったら自分の子どもも信じられなくなるから。育てることの可能性を限界まで追求してしまう“母”は強くも面倒くさいものですなぁというお話。自分の子どもが将来彼のような仕事ぶりだなんて思うと、死んでも死に切れませんマジで。